GOURMET

国産生栗と出汁が織りなす、実りの一椀

ロイヤルな逸品

リーガロイヤルホテル広島

日本料理 鯉城

栗ご飯

 リーガロイヤルホテル広島の「日本料理 鯉城りじょう」。ゆったりと落ち着きのある空間で、日本料理と多彩に揃えたお酒をお愉しみいただけます。今回は、秋を代表する味覚「栗ご飯」をご紹介。栗ご飯といえば、ほくほくと立ちのぼる湯気とともに広がる栗の甘い香り。口に含んだ瞬間にほろりとほどけるような栗の食感が、実り豊かな秋の訪れを感じさせてくれる逸品です。

 「日本料理 鯉城」の栗ご飯は、すべて国産の生栗を使用。冷凍保存された栗では水分が抜けてしまい、ほくほくとした食感やみずみずしさが失われがちだからです。生栗をそのまま使うことで、口いっぱいに広がる風味としっとりとした舌ざわりを楽しむことができます。

 生栗は、料理人が一つひとつ丁寧に皮をむいています。「少し手間のかかる作業ですが、素材そのもののおいしさを味わっていただきたいという思いを込めて、大切に仕上げています」と料理長の倉橋 庸くらはし みつぎは話します。

栗ご飯には、表面がみずみずしく、ツヤのある新鮮な生栗が使われています。
広島県安芸高田市で生産しているもち麦「キラリモチ」は、食物繊維が豊富で栄養価が高く、もち麦のぷりぷり感が楽しめます。

 栗ご飯の土台となるお米は、長野県産のコシヒカリ。美しいツヤと弾力、上品な甘みが特長です。そこに、広島県産もち麦「キラリモチ」を四分の一ほど加えています。小粒で丸みを帯びた形状で、ぷちっと弾けるような食感。もち麦ならではの粘りが加わることで、ご飯全体にもちもち感が生まれ、栗独特の食感との対比が一層際立ちます。食物繊維が豊富で、身体にやさしい点も魅力です。

 味の決め手は、やはり出汁。北海道産の真昆布からとった出汁は、和食に寄り添うような澄んだ風味が広がり、そこに味醂みりんを合わせて、味わいに奥行きを。そして酒をやや多めに使うことでご飯をふっくらと仕上げます。さらに瀬戸内の焼き塩を使用することで、やわらかなえんみが栗の自然な甘さを引き立て、全体を上品にまとめています。

 こうして完成する栗ご飯は、素材本来の持ち味と料理人の心配りが響き合う一皿に。

 「栗のやさしい甘み、真昆布の出汁がもたらす深いコク、そしてしっとり炊き上がったご飯の心地よい弾力が重なり合います。甘みとえんみ、旨みの調和をぜひお楽しみください」と料理長 倉橋も自信をのぞかせます。

「旬を取り入れるだけでなく、地元の産物を使った料理の数々をご用意しています。“美味しい”はもちろん、日本の食文化の魅力をお届けしたいと思っています」と話す料理長 倉橋。

栗ご飯

2025年11月1日~30日までの期間限定で提供。

鮟鱇あんこう、鰆、河豚など秋の味覚を贅沢に堪能できる相生会席(¥11,500~)、鯉城会席(¥14,000~)の締めくくりとして登場します。

リーガロイヤルホテル広島

日本料理 鯉城

TEL 082-228-5919

広島市中区基町6-78 6階

※料金はすべて税金・サービス料金を含みます。

※写真はイメージです。

※メニュー内容は季節・食材の入荷状況等により変更する場合がございます。

※状況により、営業内容を変更する場合がございます。ご利用の場合は事前にご確認ください。

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