リーガロイヤルホテル広島 レストラン シャンボール
「優しく火を入れた広島サーモンをとろける食感に 海・山・大地の恵み」
今回ご紹介する逸品は、ホテル33階のロケーションから望む広島の風景をイメージした一皿です。メインの広島サーモンのほか、多くの地元産食材にこだわった、シェフ春田義彦渾身の広島のテロワールをさりげなく伝えるスペシャリテ。
テロワールとはフランス語で「土地」を意味する “terre(テール)” を語源とし、地形、土壌、気候などによる特長で織りなす「土地の個性」を表します。
使用食材の中心に据えたのは、“広島サーモン”。採卵から生産まで一貫して広島県内で行い、余分な脂身がなくあっさりしつつも、弾力や歯応えを楽しめるのが特長です。その魅力を最大限に生かすべく、マリネにして3日寝かせた後、広島レモン、ディル、コリアンダー、エストラゴン、広島のお宝野菜“祇園パセリ”を包み込んで5時間かけて香りや風味を広島サーモンに移します。その後、低温で1時間半かけてゆっくり火入れすることにより、舌の上でとろけるような、まろやかな食感に仕上げています。
その広島サーモンを引き立てるのが、県内各地から集めた美食材たち。 “祇園パセリ”は、柔らかく香り高い名産品。「スムージーにしてもおいしい」と評されるほどの風味を生かし、南仏プロヴァンス地方の代表的なソースであるピストゥに仕上げました。そして、広島の名産 “広島レモン”。皮つきのまま丸ごと焦がして作ったピュレで、苦みや酸味を表現します。さらに“広島牡蠣”をスモークし、地元で100年愛される“新庄みそ”とピュレに。これら3つの味わいを広島サーモンと合わせ、何層もの厚みのある味わいを表現しました。
実は、広島は分葱の生産量日本一。広島サーモンを引き立てるソースには、広島県産の乳製品と分葱を使用し、ミルキーなソースにアクセントを与えています。
広島サーモンの上には、ナイフを入れるのを躊躇ってしまいそうなほど愛らしいさまざまなマイクロリーフや広島の青パパイヤなど欠かせないパーツを飾ります。マイクロリーフは広島県北部にある農園「やまのまんなかだ」で生産されたもので、水耕栽培が主流の中、あえて土耕栽培で育てられています。土からたっぷりの栄養を受けたマイクロリーフは、野生のような力強い味わいと香り。見た目だけでなく、口の中でも大きな感動をもたらしてくれます。
一皿の中で、甘み、酸味、苦み、辛みなど、味わいの重なりを感じられる逸品。広島の豊かな海・山・大地への敬意を込めた「広島のテロワール」をご堪能ください。
「優しく火を入れた広島サーモンをとろける食感に 海・山・大地の恵み」はディナーコース「リュクス」(¥20,367~)の一品でお愉しみいただけます。
リーガロイヤルホテル広島 レストラン シャンボール TEL 082-228-5473(直通) 11:30~14:30(ラストオーダー 14:00) 17:30~21:00(ラストオーダー 20:00) ※ランチは月・火曜休/ディナーは月曜休(祝日にあたる場合は営業)。
※料金はすべて税金・サービス料金を含みます。
※写真はイメージです。
※メニュー内容は季節・食材の入荷状況により変更する場合がございます。
※状況により、営業内容を変更する場合がございます。ご利用の場合は事前にご確認ください。
※ご利用は中学生以上とさせていただきます。
※男性のお客様は襟付きのシャツの着用をお願い申しあげます。