GOURMET

テーマはオーセンティック・フュージョン。「THE RAY」が贈る 驚きに満ちた食体験。

 2022年10月、リーガロイヤルホテル(大阪)のアネックス7階に新たなレストランが誕生しました。店名は「THE RAY(ザ レイ)」。あえて無駄な要素を削ぎ落したモノトーンの空間は、料理と真っ直ぐ向き合うためのデザイン。照明を落としたほの暗いアプローチは、光輝く非日常の食体験へと誘う最初の仕掛け。歩みに合わせて薄闇に浮かび上がる光(RAY)が、五感を刺激します。

アプローチは、人の動きを感知して徐々に光が射す仕掛け。闇から光へと抜ける演出で、新しい世界へと導きます。

 料理のテーマは、オーセンティック・フュージョン。リーガロイヤルホテルが受け継いできた伝統と磨き上げられた技術を礎に、フランスの星付きレストランでも研鑽を積んだシェフ 倉員くらかず直樹ならではの瑞々しいエッセンスを融合。さりげない驚きを交えながらも、素材の良さをシンプルに引き出した格調高いコース料理をご用意しています。「日本ならではの優美な季節感や器使いの大切さもお伝えしていきたい」と意気込みを語るシェフ倉員が発想する料理は、ジャンルレスで自由。例えばコースの始まりは、清水焼の天目茶碗で供する季節のスープから。お抹茶をいただくように両手で持って口にする意外なスタイルです。

すべてのコースは、天目茶碗で供する季節のスープで幕開け。写真は紅くるり(大根)のポタージュ。お抹茶を意識したミルクの泡をのせて仕上げます。

 ディナーコース「オーセンティック」では、シェフ倉員のスペシャリテ「春夏秋冬」が楽しめます。春はグリーンピースとつぶ貝、夏はウニのプリンとスイカゼリーなど、日本の四季の移ろいをひとつの皿にまとめ描いた前菜は、華やかで革新的な仕立て。意外性のある食材の取り合わせや美しい色彩、緻密な味の構築など、高い技術力と芸術性に満ちた料理には、「記憶に残るここだけの味を」というシェフ倉員の想いが込められています。

ディナーコース「オーセンティック」で供される前菜「春夏秋冬」。4つのキューブはそれぞれ春・夏・秋・冬を表現しており、内容は仕入れなどに応じて不定期に変わります。

 また、コースの締めくくりには、リーガロイヤルホテルでレシピが継承されているカレーなどの名作が登場。食後のティータイムは、シェフ倉員が自ら揃えた個性豊かな有田焼の器で小菓子をご用意します。さまざまな演出を交えながら“食べる喜び”を堪能できるレストランは、大きな窓から望む景色も魅力のひとつ。大切な方と過ごすに相応しい、特別な時間をお約束します。


THE RAY(アネックス7階)
TEL 06-6441-0954(直通)
12:00~14:00
18:00~20:30(ラストオーダー)
ランチ  ¥8,500~
ディナー ¥12,500~


※ディナータイムは、小学生以下のお子様は個室のみのご利用とさせていただきます。
※料金は税金・サービス料を含みます。
※メニュー内容は、食材の入荷状況等により変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※写真はイメージです。

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