人生の脚本家はあなただけ、いつでもどんな風にでも書き換えられるんです。
リーガロイヤルのお客様
モデル、タレント、俳優、歌手 アン ミカさん
アン ミカさんといえば著書の『スーパーポジティブ日めくりカレンダー(講談社)』や『ポジティブ手帳2026 365日、アン ミカ思考で幸運体質!(小学館)』などの著書で、前向きな生き方を提案し多くの女性から共感を得ている。「20代よりも30代よりも、いつだって今が一番幸せ!」と、輝くような笑顔を見せる彼女はいかにしてポジティブマインドを得たのか、アン ミカ流の生き方の秘訣を伺った。
母の教え、神父様の言葉。愛情と豊かな出会いが人生の土台をつくってくれた
「私の母は化粧品会社で働いていて、仕事で花嫁さんにマナーなどを教えていたんです。家に帰ってくると私たち3人姉妹を並べて“女性はいつも口角を上げて”とか、“姿勢を良くして”といったことをよく教えてくれました。一番の教えは“美人になる魔法”かな。人の美しさは決して目鼻立ちで決まるものではないということ。所作や姿勢の美しさ、話していて相手に心地いいと思ってもらえること、そして何より笑顔!笑顔を絶やさず、思いやり深い女性でいれば、きっと相手の方にまた会いたいと思ってもらえるような美人になるよって…。幼い頃、唇の怪我で後遺症が残ってしまい、兄弟姉妹は目鼻立ちがとても綺麗なのに私だけ違うといったさまざまなコンプレックスを抱えて、下を向いてばかりいた私を、母はいつも勇気づけてくれました。褒め上手な母のおかげで、今の私がいますし、私の“ポジティブマインドの原点”はまさしく、母の教えそのものだと思っています」
お母様がかけてくれた“美人になる魔法”のおかげで、自信を取り戻したアン ミカさんは、見た目だけでなく、メンタルも強く、美しい女性へと成長していく。それでもやはり、人生にはいろいろな浮き沈みがあった。
幼少期、大家族で経済的な苦労を抱えながらも、両親は朝から晩まで働きづめで家族を支えていた。その両親が自宅でラーメン屋を営むこととなり、商売が軌道に乗り始め、ようやく生活も安定すると思った。が、その矢先に、店舗火災が起きてしまった。家も店も失って家族がバラバラになった時、幼い頃からカトリック信者であり、神を深く信仰してきたアン ミカさんも、さすがに「なぜ神様は私たちにこんなにも辛い目に遭わせるのですか?不公平ではないですか?」と支えてくれた神父様に強い口調で尋ねたという。その時の神父様はこう話したそうだ。
「人は必ず幸せになるために生まれ、生きている、乗り越えられない試練を神様は絶対に与えない。よくないことが起きても自分だけがなぜ?と被害者意識を持たず、自分に起こるハプニングすら信頼しなさい」と。
「“一見、不幸に見えることでも必ずその人の糧になる、何度も起こる試練はあなたなら乗り越えられるという神様からのサインなのだから”と、神父様のこのお言葉が心の中にストンと落ちてきました。ああ、そうか、信じればいいのかと素直に思えた途端に、ハプニングも怖くなくなったというか、落ち込んでいる時間がもったいないと思い、壁を乗り越えるためのいろいろな工夫をするようになったんです。いつの間にか越えられないと思っていた壁を乗り越えていて、その間にいろいろな深い学びがあったことに気付くんですね。この言葉はその後も、大人になって今に至るまでずっと私の支えになっています」
あきらめない心と満足しないチャレンジ精神が今の私へと導いてくれた
モデルになるための道も一筋縄では行かなかった。パリコレに挑戦するものの、モデルエージェンシー20社に電話をかけてアポイントが取れたのは3社のみ。その3社も担当に会わせてもらうことすらできなかったという。3社目でその理由が分かった。
「私がその日選んだ服は白いトップスに黒いパンツだったのですが、私の肌色にも骨格にもまったく似合っていないと言われたんです。白は200色、黒は300色もあるのに、なぜわざわざその中から似合わない色を選んできたの?といわれてハッとしました。帰国後、自分の骨格や肌色、顔立ちなどを懸命に研究して、自分の個性を正しく捉えて、より魅力的に見せていこうと気持ちが切り替わりました。この時の経験のおかげで、“白は200色ある”というあのフレーズが生まれたんですよ(笑)」
その後、大阪のモデルエージェンシーの優れたマネージャーや新進気鋭のカメラマンとの出会いを経て、イギリスのファッション雑誌のモデルに大抜擢されたことをきっかけにパリコレに進出するという長年の夢を叶えることができた。
一流モデルとして数々のデザイナーのコレクションに参加するようになったが、そこで満足しないのがアン ミカさん流の生き方なのだろう。順調にオファーが来ていた仕事を休むというリスクを負って、自分のルーツである韓国の延世大学に1年間、韓国語の勉強のために留学したのだ。
「ハングルも全く読み書きができませんでしたが、私は負けず嫌いで根性だけはあるので、1年間めちゃくちゃ勉強して、成績も常にトップクラスでした。試練や困難は神様からのサインなのだという神父様の言葉のおかげで頑張れたのだと思います」
努力のおかげで韓国語をマスターしたアン ミカさんだが、ちょうどタイミングよく、日本では韓流ブームが巻き起こり、コメンテーター、タレントとしてテレビや雑誌で大活躍をするようになる。さらに著作の仕事も加わって、女性たちのマインドを掴むポジティブ本を何冊も上梓し、今や人気シリーズとなっている。
思い出深いリーガロイヤルホテル大阪。有形無形の学びを与えてくれた大切な場所
今のアン ミカさんをかたちづくるものに、実はリーガロイヤルホテル大阪が深く関わっていると聞いて、驚いた。若い頃、当時、地下フロアにあったレストランで、なんとアルバイトをしていたのだそうだ。一流ホテルのレストランの上質な空気の中で、テーブルマナーやカトラリーの扱い、ワインやお料理のことなど、日々、学び、吸収できたことは忘れがたい贅沢な経験だったと振り返る。
「モデル業だけでは食べられない時期は、パーティコンパニオンとしてパーティ部門でのお仕事もさせていただきました。本物の一流の場所には本物の一流の方々が集まるのだということをこの時、実感しました。モデルとして立てるようになってからは、こちらのホテルで行われた桂由美さんブライダルファッションショーにも出させていただいて、感慨深かったですね。プライベートでは『中国料理 皇家龍鳳』名物の「海老の甘辛ソース」が大のお気に入りで、大阪にいる時は中国料理といえばここ!というぐらい、通い続けていました」
今回、「ヴィニェット コレクション」のコンセプトのもと、新しく生まれ変わったリーガロイヤルホテル大阪の客室をご覧いただき、その感想をお伺いした。
「川の水面とそこに映る光のきらめきを意識したデザインや、基調カラーのロイヤルグリーンとアクセントのスモーキーピンクのコントラストもとても素敵でした。新しいだけでなく、モダンな感性を支えているのが老舗ホテルの伝統と格式、気品であることを改めて実感しました。深みというか豊かさというか、いつ訪れても変わらない、あのリーガロイヤルホテルの上質な空気は、ここだけの宝物だと思います」
今年はテレビ・ラジオの司会に日本、アメリカ、韓国のルーツを持つ4人のボーカリストが集結した「ALKAMIRE」での活動や雑誌の連載執筆、フジテレビ10月期の連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」にて初の連続ドラマレギュラー出演、また年末にはディナーショーも予定されているなど、多方面で引っ張りだこだ。
「何かオファーを受ければ、それに対して精一杯やっていくだけ」というのが、アン ミカさんらしい生き方であり、基本姿勢なのだろう。
「いつも思うんですけど、人生本当一度きりなんです。その大切な、世界に一つしかない人生の脚本家は、私自身であり、あなた自身なのです。人生の脚本は、いつでもどんな風にでも書き換えられます、皆さんがなりたいような人生に…ね。あとはやるかやらないかだけ。できないとか不安だとか、何歳だから、女性だからとか、自分が勝手に作った頑固なカテゴライズの枠を壊せるのは自分だけなのですから…!」
生命力と躍動の象徴のような華やかな赤いドレスをまとったアン ミカさん。元気をもらえるような明るくとびきりの笑顔は、どこまでも自然体で美しく、力強い。
聞き手/郡 麻江
写真/川隅 知明
撮影場所/リーガロイヤルホテル大阪
ヴィニェット コレクション
レストラン シャンボール モナークスイート
『ポジティブ手帳2026』(小学館)
¥1,980(税込み)9/22発売
予約受付中!
アン ミカ
1993年パリコレ初参加後、モデル業以外でも、MBS『サタデープラス』、NHKラジオ『アンミカ Teen-ager俱楽部』などでMCを多数務め、テレビ、ラジオ、歌手、ドラマ・映画、舞台で俳優活動、CM出演など幅広く活躍。2012年ユニバーサルからCMカバーアルバム「Bitter sweet memories」を発売。2013年には伝統あるグレンミラーオーケストラに参加し東京・名古屋公演で歌声を披露。2023年『シンデレラストーリー』にて、魔法使い役でミュージカル初出演。2025年は、フジテレビ10月期水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』にて、三谷脚本作品にダンサー・パトラ鈴木役で初参加となり大注目。「野菜ソムリエ」「漢方養生指導士」「日本化粧品検定1級」など20以上の資格を活かし、化粧品、洋服、ジュエリーなどをプロデュース。“通販の女王”の異名を持つ。ポジティブな生き方が共感を呼び『ポジティブカレンダー』『ポジティブ手帳』など、15冊以上の著書を発売。韓国観光名誉広報大使、初代大阪観光大使、神都高千穂観光大使、大阪来てな大使、2025年関西大阪万博ヘルスパビリオンアンバサダーなど数々のアンバサダーを務め、過去には阪南大学の特任教授も務める。数々の人気ランキングで上位を占め、多くの世代から支持を得ている。今年、音楽プロジェクト「ALKAMIRE」が始動し、デビュー曲「Love Everlasting」が世界配信中。
リーガロイヤルホテル大阪
ヴィニェット コレクション
TEL 06-6448-1121
大阪市北区中之島5-3-68