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「惑星ショコラ」。一回聞いたら忘れられない名前の球形のチョコレート。そして同じく一回食べると忘れられない、リーガロイヤルホテルを代表するチョコレートの名品だ。
2007年5月にショコラブティック・レクラのオープンにあわせて発売され、ショップの前にはたびたび行列ができるほど人気のアイテムであり、テレビをはじめいろんなメディアに紹介されてきた。
シェフショコラティエの岡井 基浩もとひろさんによると、発売当初は一つずつ手づくりするので、「つくってもつくっても追いつかない」状態だったという。そして18年が経って、その間リニューアルをしているものの「いまだに人気が途絶えていない」という実感があるという。
惑星の種類は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、そしてリニューアル時に特別に加わった「冥王星」「太陽」の計10種類。色や模様も写真の通り、それぞれが異なるので、これは一つずつ手塗りで仕上げている。「わぁー、スーパーボールみたい」と声を上げる子供も必ずいるとか。
チョコレートに加えられてそれぞれの風味を決定するガナッシュは、フルーツを中心に紅茶、コーヒー、ナッツ、スパイスのバリエーションが。たとえば水星は、ココナッツマンゴー。マンゴーピューレとココナッツの風味を閉じ込めたホワイトチョコレートガナッシュに、さわやかなレモンジュースでキレのある味わいを加えているなど、並々ならないこだわりぶりがうかがえる。
その8つのバリエーションは、ココナッツマンゴー、クリームレモン、カカオ、プラリネオレンジ、バニラ、ラムレーズン、ミルクティ、カプチーノ。
1個、直径約3センチで重さは16グラム。パクっと1個丸ごと口に入れられる大きさだが、それをやるとちょっとインパクトが強すぎる。だから半分に割って食べる方が楽しく味わえるというもの。それぐらいの味のボリューム感があるのだが、岡井さんは、「北半球、南半球で一口ずつ味わって下さい」「ナイフで半分に切っていただけるのがベストですが、真ん中に爪を入れて指でも半分にできます」と余裕の笑み。
はじめはプレゼントでもらって、その後は自分用にリピートしてその味を全部覚えているファンも多い。
シンプルなリボンで封をされた横長パッケージは、「L’eclat」と筆記体のロゴが入ったブラウン色の紙袋に入れられ、おもたせとして、とても洗練された感じがする。
おもたせショコラブティック レクラの「惑星ショコラ」太陽系チョコ懐石¥5,076
取材・文/江 弘毅
江 弘毅(こう・ひろき)
編集者・神戸松蔭大学教授。街の食文化を独自の視点で捉える考察に定評があり、新聞や雑誌、WEBなどの連載多数。著書に『いっとかなあかん店 大阪』『神戸と洋食』『問い直しファッション考』など。
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションショコラブティック レクラ
大阪市北区中之島5-3-68 1階 グルメブティック メリッサ内TEL 06-6448-2412(直通)10:00~19:00 年中無休
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